2012年11月1日木曜日

オルガネッタの音色

オルガネッタとはどんな楽器がご存知ですか?

簡単にいうと、小さなパイプオルガンなのだそうです。

優しい音色が響くと、部屋いっぱいに温かい空気が広がってきます・・・。


清里、萌木の村で、丁寧に1台づつ手作りされているオルガネッタは国内に30台しかないそうで、その1台を所有するオルガネッタ奏者の坂本日菜さんとお会いしてきました。

12月6日に横浜市イギリス館にて開催する「英国のクリスマスを彩る伝統のクラッカー作りとクリスマスティーパーティ」で、坂本さんにオルガネッタの演奏をしていただくことになっています。

手回しで坂本さんが簡単そうに演奏をなさるのですが、演奏する楽曲をオルガネッタ用に編曲してBOOKを製作しなくてはなりません。坂本さんのお宅にはたくさん所蔵されていました。


当日は坂本さんセレクションのクリスマスにふさわしい曲を演奏していただきます。

オルガネッタの音色もせび楽しみにいらしてください。

詳細とお申し込みは下記から・・・

RSVP主催
「英国のクリスマスを彩る伝統のクラッカー作りとクリスマスティーパーティ
 ~オルガネッタの調べとともに」 




◆オルガネッタ

オルガネッタは、国内外のパイプオルガン製作や歴史的オルゴールの修復に携わってきた脇田直紀氏により考案・製作された本格的な手回しオルガンです。完成に数百時間もの時間を要するオルガネッタは、現在30台余りしか存在しない稀少な楽器。室内で楽しむ小さなパイプオルガンとも称されています。ハンドルを回すとブックが移動しながら折り畳まれていくカラクリ、優しく懐かしい響き、ヨーロッパのオルガンを彷彿とさせるデザインと緻密な細工は、さながら小さな劇場です。




◆坂本日菜 作編曲・演奏

作曲家。横浜生まれ。桐朋学園大学作曲科卒業後、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所専攻科デュプロマコース修了。日本聖公会横浜聖アンデレ教会オルガニスト。パイプオルガン作品の作曲を専門とし、その作品は横浜みなとみらいホールをはじめ、国内外のホール・教会・大学などで初演・演奏されている。十数年前に、手回しオルガン"オルガネッタ"と出会い、ブック製作のための作編曲にたずさわる。作品はCD『世界の古典自動演奏器』(キングレコード)等に収録されている。





0 件のコメント:

コメントを投稿